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ー外壁塗装の塗料の選び方は?おすすめする塗料の種類も紹介!ー


外壁塗装をしている写真

 

外壁塗装の塗料は種類や製品が非常に多いため、選び方がわからない人は多いのではないでしょうか。しかし、塗料の選び方を間違えてしまうと費用がかかるだけではなく、塗料の性能が発揮されないことや劣化を早めてしまうことがあります。

 

そこで、こちらでは外壁塗装の塗料の選び方とおすすめの塗料の種類を解説します。

 

外壁塗装をするときの塗料の選び方

まずは塗料の選び方を解説します。

 

塗料は非常に製品が多いため、どれを選べば良いのか迷ってしまいます。選び方のポイントを押さえておくと、失敗しない塗料選びが可能です。

 

カラーで選ぶ

塗料の選びで大切なことは、塗料のカラーで選ぶことです。外壁塗装は多額の費用が必要なうえ、塗装してから次の塗装まで10年ほどの期間があります。そのため満足できないカラーを選んでしまうと、次の塗装まではそのカラーで過ごさなければなりません。

 

さらに、好きなカラーを選んでもイメージと異なる場合や周りの風景と合わず浮いてしまうこともあります。塗装の仕上がりがどのようになるか写真や画像などで事前に確認することが重要です。

 

また、選んだカラーによっては色褪せが起こりやすい場合もあります。特に色褪せが起こりやすい色は、赤・黄・紫です。これらの色で塗装したい場合は、色褪せの原因である紫外線に強い種類の塗料を選ぶ必要があります。

 

反対に色褪せが起こりにくい色は、白・黒・青・ベージュ・グレーなどです。これらの色は赤や黄色に比べて塗料の劣化も遅いため、特にカラーにこだわりがない場合はおすすめです。

 

コストパフォーマンスで選ぶ

コストパフォーマンスを重視する人は、塗料の耐用年数に注目しましょう。塗料は基本的に耐用年数が長いものの方が価格が高く、耐用年数が短いものは安い傾向です。

 

外壁塗装は全体の費用の内、塗料にかかる費用は20%程度と少なく、足場代や人件費などを合わせた金額の方が高くなります。そのため、使用する塗料の価格が高額でも耐用年数の長い方が塗り替えの回数が少なく済むため、結果的には費用を抑えられます。

 

ただし、築年数が高くリフォームを考えている場合や、引っ越しの可能性がある場合などは耐用年数が短く安価な塗料も選択肢に入るでしょう。

 

住んでいる地域の環境で選ぶ

自分が住んでいる地域や環境によって、塗料の選び方も変わってきます。たとえば、海に近い地域だと潮風により塗料の劣化が早まるため、塩害に強い塗料を選ぶことが必要です。また、南の地方では紫外線が強まるため、紫外線の影響を少なくする塗料が適しています。

 

このように住んでいる地域の環境に応じた塗料の選び方をしなければ、塗料の塗り替え時期が早まってしまい、コストもかかってしまいます。どのような塗料が適しているのかわからない場合は、業者の方に相談すると良いでしょう。

 

塗料の種類

塗料は種類ごとに特徴が異なるため、どの塗料を使用するかが非常に重要です。ここからは、塗料の種類とその塗料がどのような人におすすめなのかも併せて紹介します。

 

ウレタン塗料

ウレタン塗料は、塗料のなかでも価格が低い塗料です。価格が低い分、耐久性も低く耐用年数が7年ほどとほかの塗料に比べて短いことから、現在はあまり使用されていません。

 

また、ウレタン塗料は塗装後の光沢が長持ちせず、砂埃が付着しやすい欠点があります。

 

しかし、ウレタン塗料はひび割れに強いため、モルタル外壁やコンクリートなどひび割れやすい素材の塗装に適しています。

 

価格が低い点も短期的にはメリットになるので、引っ越しやリフォームの予定がある人はウレタン塗料を選ぶと良いでしょう。

 

ウレタン塗料がおすすめな人

・一回の外壁塗装の費用を安く抑えたい人

・モルタル外壁を使用している人

 

ウレタン塗料をおすすめしない人

・引っ越しやリフォームの予定がなく長期間今の家に住む人

・光沢を長持ちさせたい人

 

シリコン塗料

シリコン塗料は、コストパフォーマンスに優れている人気の高い塗料です。耐用年数は10年ほどとウレタン塗料よりも長く、費用も抑えられている点が多くの支持を集めています。

 

また製品数が多く、カラーバリエーションや遮熱性などの機能を持った塗料が豊富なため、自分の好みの塗料が選びやすいです。

 

シリコン塗料の特徴は、塗料が親水性のため塗膜についた砂埃の汚れが雨で流れやすく汚れにくいことです。

 

しかし、シリコン塗料は塗膜が固く振動に弱いため、大通りや線路沿いに家がある場合、塗料がひび割れを起こす可能性があります。また、製品のなかにはシリコン含有量が少ないものもあるため、値段だけを見て決めてしまうような選び方には注意が必要です。

 

シリコン塗料がおすすめな人

・コストパフォーマンスの良い塗料を選びたい人

・外壁の色にこだわりのある人

・外壁を綺麗に保ちたい人

 

シリコン塗料をおすすめしない人

・大通りや線路沿いに住んでいる人

・モルタル外壁などひび割れを起こしやすい外壁を使用している人

 

ラジカル塗料

ラジカル塗料は、10年ほど前に発売された新しい塗料です。ラジカル塗料は正確にはラジカル制御系塗料と呼ばれ、高耐候酸化チタンと光安定剤が配合されラジカルを制御する塗料を指します。

 

フッ素などの高価な樹脂を主成分としたラジカル塗料もありますが、シリコンやアクリルなどの安価な樹脂を主成分とした塗料を選ぶことで価格を抑えることが可能です。

 

ラジカル塗料の特徴は同じ程度の価格帯の塗料に比べて、耐久性が高いことです。特に塗料の天敵である紫外線に強いため、耐用年数は15年といわれています。

 

しかし、ラジカル塗料は濃色や暗色の製品が少ないため、黒や紺色などの塗装を希望する人には向いていません。

 

また、ラジカル塗料は発売から10年ほどと新しい塗料のため、実際の耐用年数はまだ未知数です。住んでいる地域の環境によっては記載されている耐用年数を下回る可能性もあります。

 

ラジカル塗料がおすすめな人

・耐久性の高い塗料を選びたい人

・紫外線の強い南の地域に住んでいる人

・コストパフォーマンスの良い塗料を選びたい人

 

ラジカル塗料をおすすめしない人

・濃色や暗色を選びたい人

・塗料の実績が少ないことが気になる人

 

フッ素塗料

フッ素塗料は、塗料のなかでは耐久性に優れた高価な塗料です。塗料の耐用年数は15年以上と長く、マンションやビルなどの塗り替え作業が大変な建物によく使われます。

 

フッ素塗料の特徴は耐候性が高く、汚れにも強い点です。紫外線による劣化も少なくカビや苔の発生を防ぎ、砂埃の汚れは雨で自然と流れるため、きれいな外観を維持できます。また、塩害にも強いため海沿いに家がある人にもおすすめです。

 

フッ素塗料の欠点は、価格が高いことです。シリコン塗料に比べて1.5倍以上の価格のため、外壁塗装の際には20〜30万円ほどの差が出てしまいます。

 

また、フッ素塗料は施工が難しく失敗すると塗り方にムラができてしまい、きれいな見た目になりません。そのため、フッ素塗料の施工実績が多い業者や得意とする業者に依頼するなど、業者の選び方にも気を配る必要があります。

 

フッ素塗料がおすすめな人

・外壁塗装の回数を少なくしたい人

・海沿いに住んでいる人

・塗料の光沢を長期間維持したい人

 

フッ素塗料をおすすめしない人

・安価な塗料を使用したい人

・フッ素塗料の施工実績の多い業者を探せる人

 

まとめ

塗料の選び方は、塗料のカラー・コストパフォーマンス・住んでいる地域の環境で決めましょう。

 

ウレタン塗料は、価格は低いですが長期的には塗り替えが多くなります。シリコン塗料は、製品数が多く価格も控えめなことから人気のある塗料です。

 

ラジカル塗料は同価格帯の塗料に比べて耐久性は高いため、コストパフォーマンスは良いです。しかし、新しい塗料のため実績は少なく、住んでいる地域によっては合わない場合があります。

 

フッ素塗料は価格は高いですが、耐候性が高いことから塗料が劣化しやすい地域におすすめです。


塗料は住宅の外観をよくするだけではなく、外壁を保護する役目もあります。塗装選びは適当に行わず、後悔しないよう慎重に決めましょう。

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