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コーキングとはどのような工事?方法や必要な状況を解説


 

コーキングは

外壁塗装でよく使われるコーキング。

 

聞いたことはあるものの、実際にどのようなことをするのか、どのようなときに必要になるのかなど、詳しく知らないという人も多いのではないでしょうか。

 

コーキングは、外壁の継ぎ目などの隙間を埋めるものです。
今回は、コーキングについて、わかりやすく紹介します。

 

工事内容

コーキングは、実は外壁塗装工事では、非常に重要な役割を果たしています。
最近では、外壁塗装にボードなどのパネルになった外壁材が多く使われています。

 

パネル式の外壁は、パネルを貼るときにどうしても継ぎ目ができてしまいます。継ぎ目をそのままにしておくと、そこから雨水が侵入したり、ひび割れなどの原因になったりします。

 

そこで、パネルの継ぎ目を埋めるためにコーキング材が使われます。
しかし、コーキングは一度継ぎ目を埋めれば永久的に機能するというわけではありません。

 

コーキングは経年劣化するため、定期的な打ち替えが必要になります。外壁塗装も同じように永久的なものではなく、定期的なメンテナンスが必要になるため、同じタイミングでメンテナンスをすると良いでしょう。

 

方法には種類がある

コーキングには、施工方法が2つあります。
1つは打ち替えと呼ばれるもので、外壁塗装に施工されているコーキングをすべて剥がして新しいコーキングを施工する方法です。

 

もう1つは、施工されているコーキングの上に新しくコーキングを施工する増し打ちです。

 

増し打ちでは、すでにあるコーキングを剥がす作業がないため、費用と時間を抑えられるというメリットがあります。しかし、すべて新しいコーキングを施工する打ち替えに比べると、耐久性が弱く、約1/3程度で寿命を迎えるといわれています。

 

コーキングの効果

コーキングは、外壁塗装のパネル材などの継ぎ目を埋めるために施工するものです。
外壁塗装は、気温の変化などさまざまな気象の影響を受け、膨張します。

 

そのため、施工するときに、継ぎ目に隙間を作らないと、パネル材が破損する可能性があるのです。コーキング材には、外壁の膨張を吸収する効果があり、この効果を利用して外壁材の破損を防いでいます。

 

またコーキングには、雨水の侵入を防いだり、経年劣化によるひび割れを防いだりする効果もあります。どのような効果なのか、それぞれ詳しく解説します。

 

雨水の侵入

コーキングには、防水効果もあります。パネル材の隙間などから雨水が侵入してしまうと、外壁塗装の寿命が短くなります。

 

また、コーキングが適切に施工されていないと、雨水が侵入し、壁や家の基礎を傷め、家そのものを傷めることにもなります。これを防ぐのがコーキング材なのです。

 

雨水の侵入を防ぐために、窓やドアの枠にもしばしばコーキングが用いられます。

 

補修

コーキングは、外壁塗装のパネルの隙間を埋めたり、窓やドアの隙間を埋めたりするだけではありません。小さなひび割れなどの補修にもコーキング材が使われます。

 

どのような外壁塗装であっても、風雨や紫外線に当たり続けることで劣化し、ひび割れなどが起きます。

 

ひび割れは、大きな傷にならないうちであれば、外壁塗装をすべて張り替えなくても、部分的な修復が可能な場合があります。そうすることで、工事にかかる費用や時間を抑えられるのです。

 

ただし、コーキングにも耐用年数があります。経年劣化するため、約10年程度を目安に、打ち替えなどのメンテナンスを行うようにしましょう。

 

外壁塗装に使われるコーキング材にはさまざまな種類があります。ほとんどのコーキング材は、硬化するとゴム状になり弾力を持ちます。このゴム状になった部分が劣化するとコーキング材そのものにひび割れなどが起きます。

 

シーリングとの違い

コーキングとよく似たものにシーリングがあります。

 

コーキングには、隙間を詰めるという意味があり、シーリングには密閉するという意味があります。しかし、外壁塗装では同じ意味で使われることがほとんどで、使われる材料や工事内容に大きな変わりはありません。

 

費用は

では、外壁塗装のコーキングにはどの程度の費用がかかるのでしょうか。

 

コーキングは
・打ち替えの場合で、1mあたり約900円から1,200円程度
・増し打ちの場合で、1mあたり約500円から900円程度
が相場です。打ち替えの場合では、すでに施工されているコーキングを撤去するため、約1万円から3万円程度の費用が追加されます。

 

打ち替えでは、すでに施工されているコーキング材を撤去する費用がかかるため、増し打ちに比べると費用が高くなります。しかし、増し打ちでは耐久性が弱く、打ち替えをした場合より早くメンテナンスのための工事が必要になる場合が多いです。

 

そのため、結果的に増し打ちのほうが、費用や時間が多くかかる場合も少なくありません。

 

業者に状態を診断してもらおう

コーキングはどのような外壁塗装であっても施工すれば良いというものではありません。

 

外壁塗装やコーキングにひび割れを見つけた場合や、耐用年数を迎える頃メンテナンスを行いたいなどの場合には、専門の業者に外壁塗装の状態を診断してもらいましょう。

 

外壁塗装の状態を確認してもらい、打ち替えと増し打ちのどちらが望ましいか、またどのようなコーキング材を選ぶと良いかを診断してもらうことをおすすめします。

 

外壁塗装は高所になる箇所もあるため、自分で確認することは危険です。また知識のない人が見て問題がないと思っても、業者が見れば劣化が認められる場合もあります。

 

専門の業者に依頼し、必要なメンテナンスを施工しましょう。

 

まとめ

今回は、外壁塗装のコーキングについて紹介しました。
コーキングは、外壁塗装にある隙間を埋め、パネル材の膨張を吸収し、雨水の侵入を防いでいます。

 

コーキングには、打ち替えと増し打ちという2種類の方法があります。打ち替えでは、すでにあるコーキング材を撤去し新しく施工するため、費用や時間が多くかかるものの、増し打ちに比べると耐久性に優れます。

 

コーキングにも外壁塗装と同じようにメンテナンスが必要なため、外壁塗装のメンテナンスと同じタイミングで行うと良いでしょう。

 

外壁塗装の状態や、コーキングの施工方法、費用の見積もりなどを専門の業者に依頼し、ひび割れなどの不具合が家そのものを傷めてしまう前に、コーキングのメンテナンスを行ってみてはいかがでしょうか。

 

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